転職の思考法
目次
『今回紹介する本』
今回は『転職の思考法』を紹介します。
『著者紹介』
兵庫県出身で神戸大学経営学部卒業後、就職氷河期に博報堂へ入社。経営企画局・経理財務局で勤務。その後、ボストンコンサルティンググループを経て、2016年、人材ポータルサイトを運営するワンキャリアに参画、サイトの編集長としてコラム執筆や対談、企業現場の取材を行っている方です。
簡単に言えば、サラリーマンから経営者側に回った、一種の理想的なキャリアプランを突き進んでいる『キャリアのプロ』と呼べる人物です。
『どんな本?』
本の内容としては、とてもオススメできる本です!
ザックリ説明するなら、本のタイトルに「思考法」とある通り、小手先のテクニックではなく、転職に対して、人生のキャリアプランに対して、どのように考えればよいのか、そんな働く全ての人が抱えるような悩みに対する本質的な答えが描かれています。
その為、何年経っても色あせない本だと思います。
転職を検討している方にはもちろん、検討してなくとも、自分のキャリアを見つめ直す機会があるなら、一度は読んでほしい本です。
『内容紹介』
本に書かれている内容の一部を簡単に説明したいと思います。
説明したい、重要だと思ったテーマは「あなたの価値」です。
サラリーマンを例に話を進めますが、サラリーマンは言い方がよくないとは思いますが、簡単に言えば「労働力」という一つの商品と言えます。
この本では、まず、自分に労働力としてどれだけの価値があるのかを明確にし、更に高めて行こうといった事が書かれています。
あなたの価値、つまり労働力が高いものであれば、様々な会社が欲しがり、次の職も見つけやすくなります。
例え、現在働いている会社が潰れても、次の働き先がすぐに見つかります。
今はコロナのご時世ですから、この「例え」がいつ起きてもおかしくない状況にある会社も多く、そんな不安を抱えている方も少ないくないと思います。
しかし、価値が低い場合、高い人に比べ、職を見つけにくくなるわけですから、会社が潰れることで、路頭に迷うことに繫がりやすくなります。
ただでさえ、コロナ騒動が無くても、終身雇用の崩壊や大企業のリストラが叫ばれる世の中です。
ですが、自分に価値があればそんなことは関係ありません。
終身雇用が終わろうが、リストラされようが「じゃあ、次」とできます。
つまり、自分に価値があれば、路頭に迷い、お先真っ暗といった状況にはならないわけです。
この本を読んでいただければ、自分に価値があるのかどうか、これかどう価値を高めていけるのかどうかが分かります。
本の中では、価値には「技術資産」「人的資産」「業界での生産性」の3つの軸があると書かれています。
ここから先はご自身でこの本を読んで頂くことをオススメします。
『最後に』
最初は何を書いたらいいのか分からなかったので、ブックレビューを書いてみました。
始めてブログと言うものを書いたので読みにくかったかと思いますが、ここまで読んでいただきありがとうございます。
下にリンクを張っておきましたので、この本が気になった方はぜひチェックしてみてください。