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「尖閣諸島は日本固有の領土でしたね」と言われる未来

尖閣諸島付近の日本領土に中国漁船が度々侵入している問題がある。

これはコロナ下でも変わらない。

理論上は自衛隊を派遣することも可能ではあるが、そんな動きも見られない。

 

『目次』

 

 

『侵入する理由』

中国は日本海東シナ海の領海権を国際的に認めさせることで、太平洋までの海路構築を企んでいるのではないだろうか。

例えば、中国とアメリカが戦争を始めるとなった時に、軍艦が自由に通れる海路が、現在のところ存在しない。

日本海を通ろうと思えば、日本国が絡んでくる。

もちろん、日本はアメリカ寄りなので、簡単に許可を出さないことは目に見えているが。

そこで、尖閣諸島を中国の土地であると主張することで、周辺の海を自国の領海に含める事が出来る。

海路周辺の島々を一つずつ侵略して、自国の領土にすることで、海路を通そうとしているのだ。

これは100年単位の計画になるだろう。

他にも、海産資源や地下資源も狙っている。

やりかたはさて置き、中国はひたすらに、領土や領海を広げようとしているのだ。

 

例えば、フィリピンやベトナム近海で海面から顔を出しているだけの岩を、島であると言い張り、海軍基地などを付近に建築し、中国の領土であることを主張といった流れがある。

 

『領土化までの流れ』

では、具体的にどうやって中国は他国の島を自国の島にするのか、順を追って説明しよう。

まずは、人を送り長期に渡って島に滞在させ、その数を少しづつ増やしていく。

島の歌や記念切手を製造し、歴史を構築し、実効支配する。

そんな流れをすでに50年程、竹島で行われている。

尖閣諸島の未来は現在の竹島を見れば分かるだろう。

 

ちなみに、竹島はすでに日本の政治的権力が及ばない地域になっていると加藤官房が発言している。

 

『実効支配』

尖閣諸島の未来である竹島はもう40年程すれば、韓国が国際的な裁判を始めるだろう。

長年にわたって韓国人が定住しており、韓国側も自国の領土であると主張しているため、竹島は韓国領土であるといった認識を持つ人物が多数派になる可能性が高い。

 

竹島の未来と言える北方領土が何故ロシアの領土であると認知されているのか。

第二次世界大戦終戦当時、ロシアが独断で北方領土を奪って行った。

しかし、ロシア人が住み、暮らしてから何十年と時が流れているため、国際的に北方領土を日本に返すべきであると主張しているのは日本だけになっている。

長年、人が住み着き暮らしているため、返すのは難しいだろうといった考えになる。

 

『話し合い』

ちなみに、北方領土問題はロシアが憲法改正によって国のトップが領土に関する交渉をすることが禁止されたため、話し合いでの解決は不可能になっている。

そのため、本当に返してもらうには、戦争などの武力行使以外ない。

しかし、すでにロシア人が住み暮らしている場所を、武力行使によって奪い返した場合、国際世論はロシアについてしまう。

そこに暮らす現地の民間人であるロシア人の犠牲を出して奪い返しているのだから。

 

竹島も人口が増えてくると、北方領土と同じ状況になってしまう可能性が高く、その後を追って尖閣諸島もそんな状況になってしまうだろう。

 

ここで中国や韓国は憲法改正が無いではないかとなるかもしれないが、今後なる可能性も否定できないし、彼らは約束を守らないのでロシア以上にたちが悪い。