マルチ勧誘の正しい断り方
就職し、新しい環境に慣れ始め、自分の給料を実感しだす時期にマルチ勧誘は盛んになります。
さらにコロナ過なので、マルチ勧誘はより一層活発に行われているでしょう。
そこで、今回はマルチ勧誘に会った時のために、正しい断り方と、断れなかった場合の対処法を紹介します。
『はじめに』
今回も、話を聞いた業界に詳しい方はマルチビジネス元成功者のA氏です。
A氏については、先日の記事の『はじめに』に書いてあるので、気になる方はチェックしてみる事をオススメします。
ネット上には様々な断り方がすでに載っているのですが、A氏いわく、間違っているものが多く、使える場面が少なく限られているものが多いといいます。
例えば、有名な所からの勧誘であれば、「もう登録している」と言えば済みますが、ほとんどの場合は、勧誘する際に会社名を言わずにセミナー等に連れていくことが多いそうです。
(会社名を言わないのは法律的にアウトなのですが...)
『正しい断り方』
『即帰る』
一番手っ取り早く、リスクが無いのは、それらしい話が出たらすぐに帰ることです。
用事等でごまかして帰るのも一つの手ですが、その場合だと、次がある可能性があるので、キッパリと「そういった話は興味がなく、しつこく勧誘する場合は関係を切る」といった概を伝えましょう。
A氏いわく、反論は勧誘、話を聞いてもらう為のきっかけになるそうです。
例えば
「簡単に稼げるわけない!」
『いやいや、皆最初はそう思うんだけど、やってみると実際はね...』
といった感じで、話が始まってしまいます。
もし、断ってもしつこい場合は、手元のスマホ等で録音し、その事を相手に伝えましょう、A氏いわく、録音を嫌う為とても効果的で、相手を怯ませることができます。
『理由は言わずに断る』
これは、うまく断れず、話を聞いてしまった場合に使います。
相手は、貴方が話を受けるまでしつこく付きまといます。
そのため、キッパリと断りましょう。
ここで重要になるのが、見出しにもある通り、理由は言わないことです。
例えば
「時間が無いので」
『空き時間に出来るよ』
といった感じです。
相手は、断る理由をなくしたり、逆に始める理由にしてしまう場合があります。
そのため断る際に、必ず理由を聞かれますが、絶対に言わないようにしましょう。
「貴方との間柄でそこまで言う必要ありますか?」といった感じで返すと効果的です。
少しキツイ言い方ですが、はっきりさせることができます。
『断れなかった場合の対処法』
中々ことわれず、会員登録する流れになってしまった場合の対処法を紹介します。
『お金は絶対に払わない』
会員登録する際に、高額な登録料を要求してきたり、商品を買わされる場合がありますが、それらを断る時の言い訳として「お金がない」と言うのは絶対にダメです。
相手から、クレジットカードを作るように誘導されたり、消費者金融を紹介されたりします。
クレジットカードに関しては「リポ払いにすれば大丈夫」といった説明をする方もいますが、全然大丈夫ではないです。
リポ払いは終わりの始まりです。
何故ここまですぐに対応できるかというと、お金がない人がマルチを始めるからです。
そこで「お金がない」というセリフに「滞納している支払いがある」と付け加えましょう。
これで断れる理由は、基本的に支払いを滞納している人がクレジットカードを作ったり、新たに借り入れをすることが出来ないからです。
『商品を買ってしまった場合』
もし、商品を買ってしまっても、期限がありますが、返品ができます。
悪質な勧誘人などは、「商品が届いたら、使い方や特徴を説明するから教えて」などと言って、届いた商品を開封してしまう場合もあるので気負つけましょう。
『商品を開封していない場合』
返品の手順としては、商品を購入した会社に直接電話をしましょう。
買わされた相手や、紹介された上司等には言わないようにしましょう。
上手く丸め込まれる可能性が高いです。
マルチを行っている大手の会社であれば、返品窓口等が存在するので調べてみましょう。
『商品を開封してしまった場合』
開封してしまった場合、返品することはまず難しいです。
そこでマルチの商品を専門で買い取る業者があるので、そこで買い取ってもらいましょう。
こちらはあくまで買い取りなので、購入額分はかえって来ません。
『退会するにあたって』
退会するには登録した会社と直接やり取りをするようにしましょう。
もし、退会方法が分からない場合は、ネットで登録した会社名の後に「退会方法」などと入れて検索すれば、ほとんど出てきます。
出てこない場合は、登録した自分のマイページ等をよく見てみると、退会ページがあったりするので、確認してみましょう。
絶対に勧誘人やその上司に相談しては意見ません、丸め込まれてしまいます。
もし連絡する場合は、退会した後の事後報告にしましょう。
『おわり』
最後までよんでいただきありがとうございます。
今回は以上です。
この記事の内容をうのみにすることなく、複数の記事を参考にし、総合的に判断することをおすすめします。
それでは、またどこかで。