マルチにハマるメリット
今回は、タイトルにもあるように、マルチの勧誘に乗って入会した結果、得られるメリットはあるのだろうか。
ネット上を見る限りは、人間関係を壊したり、お金を失ったりするなど、デメリッドばかりに思えるが、マルチに詳しい方の話を聞いた所、どうやら一概にそうとも言えないようなので、今回はそれをまとめて紹介しようと思います。
あくまで、マルチ商法を勧める事を目的とした記事ではないことをあらかじめご理解ください。
目次
- 『はじめに』
- 『精神面の強化』
- 『良い人との出会い』
- 『悪い人との出会い』
- 『誹謗中傷に対する耐性を取得』
- 『47都道府県を制覇』
- 『良い物を知れた』
- 『コミュニケーション能力の向上』
- 『人間関係の友好化』
- 『失敗経験』
- 『最後に』
『はじめに』
まず、話を聞いたマルチに詳しい方は、たびたび私の記事に登場するA氏です。
詳しくは過去の記事をご覧ください。
これからメリットをいくつか紹介しますが、それ以上にデメリットが大きいため、私個人としてはオススメできません。
A氏はあくまで、マルチ商法で成功を収めた側の人物であり、今回紹介するメリットは、成功を収めた結果、手に入れた・感じられたものがほとんどです。
また、この記事をきっかけとしてマルチ商法に興味を持った結果発生したいかなる損害も、補償しかねますので、あらかじめご理解の程よろしくお願いいたします。
『精神面の強化』
マルチ商法という、とても困難な道を進み、そこで大きな成功を収めるという経験をしたことで、自分がどんな状況でも、そこから脱出して成功を手にすることが出来ると考えられるようになったそうです。
自信を持ち、自分を信じられるようになった経験はお金以上の価値があると言っていて、私もそう思いますし、これは本等で手に入るものではないと思います。
ですが、あくまでこれは何かに本気で取り組んだ結果に得られることなので、マルチに限った話ではありません。
たまたまA氏にとって、それがマルチだっただけです。
ちなみに「もう一度マルチで成功できるか?」と聞かれた場合「それは無理」と答えるそうです。
『良い人との出会い』
マルチ商法の成功の中には、カリスマ性を持っていたり、頭の回転がとても速かったりといった、尊敬できる人が沢山いるそうです。
もちろん、尊敬に値しないどころか、距離を取りたくなるような人も中にはいるようですが。
そんなカリスマ達に出会えたのはマルチをしていたからで、していなければ、一生出会うことはできなかったでしょう。
ここで注意すべきなのは、偉人の講演会を見てきた、といった出会いではなく、一対一などの限られた人数で話をすることができる関係性です。
A氏はそんな尊敬できるかたと、食事にいくだけではなく、一緒に旅行することもできたそうです。
それらの経験はいまでもA氏に影響を与えているそうです。
『悪い人との出会い』
世の中には良い人もいれば、悪い人もいるわけです。
そのため、普通の生活では出会えなかった良くない人とも出会えたそうです。
これは致し方ないですよね、大人数と知り合えば、質は平均化されますから。
そんな良くない人、ダメな人との良い付き合い方が社会では必須です。
例えば、すぐに約束を破ったり、自分の意見や行動に責任を持てなかったり、自分の事もろくに理解していなかったりと、そんな人達と一緒にビジネスが出来た経験は今後の生活でとても大きいと、A氏は言っていました。
ここの体験では、カリスマ達との関係で手に入れた以上の経験を積むことが出来たと思っているそうです。
『誹謗中傷に対する耐性を取得』
どんな業界でも、成功して地位や名誉、お金を得ると、一定数文句を言ってくる、いわばアンチが沸きます。
近年のSNSの普及によって顕著に表れているのですが、特にマルチ業界は、アンチが非常に沸きやすいどころか、とても強めに叩かれるそうですが、何となく想像できますよね。
叩かれたり、アンチが沸いたり、誹謗中傷されたりといった事に対して耐性を持っていない場合、それらを気にして無意識に自分の行動や思考に制限を掛けてしまったり、いざそれらを目にした結果、自分の勢いをなくしてしまう場合が多いです。
ですが、A氏はマルチ時代に耐性を取得するどころか、さらなる成果にもつなげることができたそうです。
『47都道府県を制覇』
A氏が所属していた組織は、日本全国に会員がいたため、セミナーや講演会の開催を目的に、すべての都道府県に仕事として訪れることができたそうです。
また、A氏は主催者の一員であった為、その土地の会員から色々な地元民しか知らないような観光スポットや隠れた名店を紹介してもらうどころか、車を出してくれることもあったそうです。
A氏いわく、開催も目的でもなければ、絶対に訪れなかった都道府県もあったそうですが、いまではよく訪れる場所になっている所もあるそうです。
『良い物を知れた』
マルチ勧誘の特徴として、自分のお金持ちアピールがあります。
これは、高級の服や鞄、アクセサリーを身にまとい、高級車を乗り回し、タワーマンションの最上階でパーティーを開くといったものです。
これは勧誘する上で必須であるとA氏は述べています。
必須な理由に関しては、こちらの記事の『根拠の提示』に書いてあります。
特に近年ではSNSに投稿することがとても効果的で、そんなお金を大量に消費する、一般人からすれば非日常の風景を投稿することで、フォロー数やいいねの数を増やすことができ、さらなる勧誘にも繋がります。
ハイブランドの品々に囲まれ、一泊数十万の高級スウィートに宿泊し、看板を出していないレストランでの食事など、例を上げればきりがないですが、これらの体験をA氏は二十代の時にしたというから驚きですよね。
よく、子供のころから質の高いものを与えていれば感受性が豊になるといいますが、それと同じことです。
つまり、早いうちから大金を持ち、それを使う事で、お金の本当の価値を理解できたのです。
これはお金の大切さを知り、働く意欲に繋がっていると言っていました。
『コミュニケーション能力の向上』
今でこそ、A氏は初対面の人とも気がれなく話すことができ、友人関係も有効に保つことが出来ています。
しかし、マルチ商法をやる前のA氏は決してそうでは無かったそうです。
私は、マルチ商法を辞めた後にA氏の事を知った為、昔のA氏は知りませんが、本人曰く、歓迎会では最初の挨拶しかできず、それ以外は一切、人と話すことが出来なかったそうです。
そんなA氏がマルチ商法を始めた結果、初めての会う人に商品を買ってもらうのが主な仕事内容のため、おのずと、得意になっていったそうです。
現在では、老若男女問わず、立場が上の人相手でも、自信を持って堂々と会話をすることが出来ているそうです。
これには、本人曰く、セミナーや講演会で壇上に立って話す機会が多かったからと言っていました。
人付き合いに対する苦手意識を克服できたどころか、楽しくなり、人間関係によるストレスや不安を大幅に減らすことが出来たそうです。
『人間関係の友好化』
これはマルチ勧誘を始めた結果、見た目を気を付けるようになり、コミュニケーション能力が向上し、お金を手に入れた事から来ています。
同性愛手はもちろん、異性相手とも効果が大きらしいです。
私はこれらのスキルを持っていないの分からないですが...
A氏曰く、元々モテる方ではなかったことが大きかったといっていました。
『失敗経験』
コミュニケーションも勧誘もセミナーも、すべては何度も失敗し、繰り返すことで上達していく能力です。
つまり、マルチはいわば失敗を繰り返して収益を上げて行く仕事だと言えるでしょう。
また、マルチ会員の結束はとても強く、みんなで励まし合えるのも、失敗を恐れない環境という面では重要で、躊躇なく物事に挑戦できたと語っていました。
A氏は成功するまで失敗を積み重ねてきたからこそ、今の自分があり、それがとても強い人間なんだそうです。
この話を一通りし終わった後に「それでも、決して自分は良い人間ではない。あくで昔に比べれば」と言っていたので、現状で満足しない、向上意識の高い方なんだなと思いました。
『最後に』
あくまでこれは、A氏が一生懸命にマルチに取り組んだ結果であって、マルチ会員になればだれでもこうなれるわけではないですし、紹介したメリットより、デメリッドの方が遥かに勝ります。
これはマルチに限った話ではなく、仕事や学業でもそうです。
やる気が無く、ダラダラと続けているならば、やる意味が薄れているのではないでしょうか。
特に、高校、大学に関してはお金を払っていく場所であるため、本人の目的ややる気がとても重要です。
今でも覚えている教授の言葉に「大学はサブスクだから、使い倒さなきゃ、設備も人も」というものがあります。
これは非常に大切だと思いながら、現在も過ごしています。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
この記事の内容をうのみにすることなく、複数の記事を参考にし、総合的に判断することをおすすめします。
では、またどこかで。