サピエンス全史
目次
『今回紹介する本』
今回は「サピエンス全史」を紹介します。
『サピエンス全史 (上) 文明の構造と人類の幸福』
著者:ユヴァル・ノア・ハラリ
編集:柴田祐之
発売日:2016年9月
出版社:河出書房新社
ページ数:272p
『サピエンス全史 (下) 文明の構造と人類の幸福』
著者:ユヴァル・ノア・ハラリ
編集:柴田祐之
発売日:2016年9月
出版社:河出書房新社
ページ数:296p
『どんな本?』
全世界で1200万部も売れた大ベストセラーで、この本の内容を一言でいうならば「何故人間だけが世界を制圧して生きているのか?」です。
学校で使われている歴史の教科書などでは、時代の進みが早く、人類の誕生からすぐに縄文時代に飛んだりしますし、人類の誕生もページの半分程度で終わってしまう教科書もあると思います。
しかし、この本は地球の誕生、宇宙の起源から始まります。
扱っているものを簡単に説明すると「生物学」「歴史」「科学」を合わせたようなもので、それを用いて地球がもつ46億年の歴史を紐解いていく内容です。
少し読みずらい本かもしれませんがとても面白い本です。
『内容紹介』
今回は一部をとても簡単に紹介します。
まず、他の人類との戦いで生き残った民族がホモサピエンスなんです。
彼らは今から約20万年前に誕生しました。
ネアンダール人や大型動物との戦いの末に1万3千年前に唯一の人類になりました。
人間と動物の戦いではなく、人間と人間の争いの後に生き残ってきたのが、私達ホモサピエンスなんです。
ここで疑問が沸くと思います
「なぜ私達が生き残れたのか?」
この答えがとても詳しく書かれています。
例えば、脳みそが大きかったのではないかと言われていますが、実際はネアンダール人の方が大きかったようで、道具も使えたようですが、結果はホモサピエンスが生き残っています。
「何故?」はこの本の中に書かれています。
この他にも農業革命が私達に何をもたらしたのか?や最初の王国・貨幣・宗教も誕生、さらには、化学革命や産業革命、資本主義、核兵器、そして未来へという上下巻からなるとても壮大なスケールです。
そんな内容なので「どんな本?」の最後に「読みずらいかも」と書かせていただきました。
しかし、それと同時にとても面白い本で、特に歴史に興味を持っている方は朝早起きしてまで読む本になるかもしれません。
『最後に』
いかがだったでしょうか。
今回は『サピエンス全史』を紹介しました。
読む方によっては読みやすい本ではないかもしれませんが、壮大なスケールと面白さ、興味深さで、とても濃い内容となっている本です。
教養としもとてもおすすめできる本です。
個人的には「認知革命」が面白かったですね。
上下巻になっているので、まずは上巻を買ってから下巻を買ってみるのもいいかもしれません。
最後まで読んていただきありがとうございます。
この本が気になった方は、リンクを下に張っておきますので、チェックしてみてください。